会社の経費でベンツをカー賃貸で乗る
会社の経費でベンツに乗ろうとする際にローンを利用して「購入」する方法が1つ。
また、リースを利用して「借りる」方法もありますが、最近ではもう一つのやり方として「賃貸」という方法があります。
「賃貸」ならばレンタカーと同じ? と思われるかもしれませんがその違いは明確です。
レンタカーの場合は所有者も使用者もレンタカー会社で、ナンバーも「わ」ナンバーになります。
しかし「カー賃貸」の場合は使用者があなたの会社名義になります。もちろんナンバーも「わ」ではありませんし、希望ナンバーを取得することも可能です。
賃貸料は月々一定額で、自動車税や車検代、自賠責保険、メンテナンス費用、更にはオイル交換やタイヤ交換等の消耗品費も全てコミコミですので、会社で負担するのはガソリン代と任意保険料だけということになります。
実際に「カー賃貸」を申し込む場合には、「保証金」と「手数料」が必要になります。 「保証金」は月額使用料の2ヶ月分程度で、契約終了時に返却されます。
ただし、返却時に修理等が必要な場合は保証金から引かれるということになりますので全額が必ず返却されるという保証はありませんので注意が必要です。
ではこの「賃貸」と「リース」の違いは何でしょう?
基本的にはリースと非常に似た方法ですが、若干の違いがあります。
リースの場合ならあなたが「欲しい」と思った車を新車であれ中古車であれリース会社が買い取って、それをリースしてくれますが「賃貸」はそうではありません。
「賃貸」の場合は基本的にはその賃貸会社が所有している車の中から車輌を選んで借りるというやり方になります。
しかし、かなり豊富な所有車輌から選ぶことができますし、ベンツやポルシェといった高級車も扱っていますので、ある程度の妥協は必要かもしれませんが、あなたの希望に合った車に乗ることは可能でしょう。
また「リース」の場合は3年、5年といった契約期間があり原則として中途解約することができません。仮に中途解約した場合は違約金が発生してしまいます。
しかし「賃貸」の場合は最短半年から契約が可能で、仮に2年契約だったとしても半年を超えていれば中途解約も自由です。リースやローンの場合は審査があるので新設法人の場合審査が通らないということもあります。
また、その他の借り入れやリース物件が多かったり、あるいは業種によってはローンが組みにくいという場合もあります。その点で「賃貸」は上記のような場合でも契約が可能です。
ちなみに600万円クラスのベンツを賃貸した場合、最初の2年間の月額利用料は85,000円程度。さらに2年間延長した場合は月額68,000円程度で借りられます。
「購入」でもない、「リース」でもない、「賃貸」という新しい車の乗り方も会社の経費でベンツに乗る方法の一つの選択肢として検討する価値はあるかもしれません。